Diablo Immortalはキャラクター完全強化に1400万円前後かかる
基本的に無課金でも遊べるP2W型ゲームは運営会社が開発費用を回収するために初期段階においては強烈な射幸心を煽る課金システムを実装してきます。Diablo ImmortalはPvPも実装されたハクスラですが、無課金で完全強化するには実時間で10年前後かかります。課金はMaxまで成長させるのに11万ドル(約1400万円)掛かります。これほどの時間とお金をゲームに投入するのは馬鹿げています。
Diablo4のリリースが控えてる中でGrim Dawnよりゲームとして劣るDiablo Immortalは正直なところ課金して面白いのかどうか分かりません。純粋にハクスラを楽しみたいのであれば現状はGrim Dawn一択でしょう。GFNにもラインナップされてるのでPCゲームですがスマホでも遊べます。
3年で開発資金を回収できないゲームはサービス終了となる可能性が高い
あくまで可能性であり絶対ではありません。しかし、開発サイドに熱意や資金がなければゲーム運営は成り立たないのが実情です。ゲーム会社も慈善事業でゲームを提供しているわけではないのです。
例えば、ドラクエウォークを見てみましょう。ドラクエウォークのリリース日が2019年9月12日です。ドラゴンクエストというIPを活用したスマホゲーですが、2022年10月頃に3周年を目処にメタルキングの剣(メタキン装備)が実装されて従来の課金アイテムの価値がなくなりました。
ドラクエウォークに限ってはメタルキングの剣の有る無しでキャラクターの育成スピードが雲泥の差があります。これは当時よく言われたことですが、既存アカウントを売りに出してリセマラでメタルキングの剣のを入手して再スタートするプレイヤーが少なからずいました。私は無課金でメタルキングの剣を3本、剛拳1個を入手しました。単純に装備だけで言えばリリース直後からプレイしていた友人よりも強いキャラクターになっています(課金もある程度したので)。
ゲーム内インフレが収まったことで、当面メタキン装備は必須となることでしょう。このように、リリース日にスタートダッシュをかけて他のプレイヤーと差をつけるという行為は過去の話です。
どういう理由であれ開発資金を回収できないゲームはサービス終了を迎えることとなります。例外もありますが…あまりにもレアなので割愛します。
ゲーム内インフレが収まるまで放置する
リリース直後はあれやこれやで課金誘導してきますが、すぐにデジタルゴミになります。特にP2W型のゲームはそうです。3~5年経ったゲームはだいたいゲーム内インフレは収束しています。ガンダムトライヴというP2W型のゲームは凄まじいインフレでダメージの桁数が垓を超えています。ゲーム初期にはチーム戦優勝請負人なる人物がいてチーム戦のラウンドごとに300万円以上使ってました。これは噂なのですが、ガンダムトライヴはバンダイナムコの社内で行き場がないリストラされそうな社員に無理やり製作させた集金ゲームであると噂されてました。嘘か本当かは不明です。
勿論リリース直後の熱気を楽しみたいという方もいるでしょう。それはそれでありです。ただし、ゲームリリース直後に課金をするのはゴミを買うのと同じです。課金競争が始まったら早々に手仕舞いするのがお得です。なぜなら、それはそのゲームのインフレの始まりだからです。
ゲームを存続させる重要なファクターである重課金は石油王に任せましょう。そのお金で読書やスキルアップといった人生に有意義な投資をすることをお勧めします。運営に注目されても金づるの鴨にされるだけなので、余程そのゲームが好きでなければ重課金はお勧めしません。必ずインフレはどこかで止まり、一旦ゲームバランスがリセットされるからです。
ちなみに、インフレさせたままサービス終了を迎えたゲームもあります。タイトルは控えますがアニメ化もされたソーシャルゲームですがビルドを組むに当たって外部の個人サイトの更新が止まったので、どのようなビルドを組めば良いのか分からなくなったことが原因ではないかと私見ではありますがそう考察しています。
どんなゲームがエンジョイできるのか?
P2W型のゲームは3~5年目に開発費用の回収達成イベントが行われることが多いです。インフレでゲームについて来れなくなったユーザーを呼び戻す為に、従来のゲーム内リソースの刷新が行われます。ここから始めると、それまでに数百万円以上そのゲームに課金した方々とリセマラで同等水準に並ぶことが可能です。これがショックで重課金してきた方々がやめてしまうという現象もあります。ゲーム会社としては損益分岐点を超えたので重課金者よりもゲームの知名度を高めてIPとして多くの人々に認知してもらうことのほうが重要になるからです。つまり、特定のユーザーから搾り取るのではなく広く浅く課金させようとしてくるわけです。
ですので、サービス開始から3~5年目のゲームに後から参入するのは非常に効率的なのです。特にここではどのゲームが良いとかタイトルはあげませんが目安としてガチャが従来のゲームバランスを崩壊させるようなものを実装させはじめたら参入適正時期です。ここまでゲームが存続するとゲーム攻略も充実してどのガチャで何を入手すれば良いのか明確になっているので、効率的にリセマラが可能となるからです。
このタイミングでリセマラを行い所謂強いビルドでゲームに参加するとプレイ時間と課金費用を大幅に節約可能です。私は最近いくつかのゲームを再開しましたが、リセマラで重課金者と遜色のないビルドに仕上がってます。
MMORPGは英語圏では面白いゲームはありますが、日本語圏ではありません。英語という言語の壁が日本人の参入障壁を上げてることは間違いないでしょう。
RuneScapeは北米のキッズに大流行したゲームで、学校の非力な図書館のPCでもブラウザで3DのMMORPGが出来たので英語圏(北米・欧州)にてリリース直後爆発的にユーザーを獲得しました。
一時期はMMORPG全体の60%以上のユーザーがこのRuneScapeをしていた時期がありました。ニュースにもなりましたが、RuneScapeのアカウントがハックされて自殺したイギリスの小学生もいました。ちなみに、RuneScapeはF2Pの奔りのゲームでもあります。
RuneScapeはかなりのゲーム内資産(300億GP相当)を持っていたのですが、運営から取り上げられたのか、ハックされたのかは不明ですが無くなってました。散々キッズ達をPKした後飽きたので暫く放置していたのですが…。
日本のキッズの現状
GIGAスクール構想とやらで今時の小中学生はタブレットなりPCなりを貸与されてます。制限がかかっているので勝手にAppをインストールできませんが、ブラウザで完結するゲームであれば話は別です。
日本のキッズが集結しているゲーミングプラットフォームはG123です。中国産・韓国産のゲームを日本向けにローカライズしてゲーム配信を行っています。広告で嫌になるほど見た方もいるかもしれませんがビビアミはキッズに大人気のゲームの一つです。
G123のゲームは全てP2W型の廃課金仕様のゲームです。ニュースにもなりましたが、ビビアミに3600万円注ぎ込んだ方もおられるようで、なかなか侮れないプラットフォームです。私もビビアミやら他のG123のゲームをやったことがありますが、課金誘導が上手です。
基本的に新サーバーからスタートするのですが、どのゲームも7日間イベントというものがあり、その7日間の間にサーバー内で1位を取ると特典が貰えたりサーバー内に記念碑が建ったりします。1位を取るための予算はだいたい5万円前後です。10万円あれば確実に1位を取れます。
その後、小分けされたサーバーはグループにまとめられて競争が激化します。7日間イベに参加してなくても50円なら良いかと軽い気持ちで課金し始めると気がついたら数万円使っていたとかザラにあります。Webmoneyも使えるのでクレジットカードがなくても課金できるわけです。または、親のクレジットカードを勝手に使って限界まで課金したりなどは珍しくありません。
G123のゲームは面白いですが廃課金仕様であるので注意が必要です。私の知り合いはG123内の地位を死守するために毎月100万円前後課金しています。G123はGiveawayもやってるので単純に総合計が100万円とはならないですが、まあVip20超えたユーザーはだいたいそんなものです。
ロマサガRSは正直お得であった
ロマサガRSはAppインストール時に60000ジュエルもらえます。その上でリセマラを行い現時点で最適なスタイルを集めるのですが、現状(2023/03/31)ロマサガRS以上に無償で石を配るゲームは存在しません。1月に開始してすでに約30万ジュエルを使ってますが、20万ジュエルはまだ残っています。現状超最高難易度である「異形の神」にチャレンジできるPTも複数組めるほどです。
それとなくTwitterでもプレイを推奨しましたが、誰も追随してくれなかったのは残念でなりません。
まとめ
FPS/TPSのアクション・シューティング・バトロワやMOBA(CSGO/PUBG/Call of Duty/Apex/Fortnite/Dota2/LoL etc…)はいつ初めて止めても変わりません。ゲームパスを買うか買わないかだけです。
P2W型ゲームは必ずインフレするので余程そのゲームが好きでなければ重課金は控えておきましょう。運営に注目されたい方はご自由に重課金されれば良いと思います。重課金者と同じ水準でプレイしたければ時間を3~5年開けましょう。そして、リセマラで同じ水準に並ぶのです。
MMORPGは残念なことですが現状特筆するべきタイトルはありません。
買い切りゲームに競争はないのでどうぞご自由に。
また、成熟したP2W型ゲームは複数掛け持ちすることをお勧めします。スタミナが切れたら別のゲームで遊べば良いのです。これが2020年代の賢いゲーマーの立ち回りであると考えています。インフレが起きたらまたリセマラで良いのです。
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